オリガルヒ

1990年代のロシアについて。主にオリガルヒ。時々チェチェン。まれにイラク、パレスチナ、その他紛争地。 自分はこれからどんな惨めな人生を生きていくことになるのだろう。考えている。

Saturday, November 06, 2004

はじめの一歩

オリガルヒに関するブログを始めてみる。
今回は、いつまで続くのだろう。これまでいくつものブログを投げ出してきた。

なるべく長く書き続けられることを祈ってる。
長く続けるコツは負担を軽くすること。一つの投稿にあまり力を入れないで、続けてみることに集中してみよう。

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まずは現状を書いてみる。

今は、デイビッド・ホフマンの"The Oligarchs"の218ページで行き詰まったところ。
この本は本当に長い。注を除いても500ページある。

文章も難解で、1時間で20ページぐらいしか読めない。
でも、今月中には読み終わりたいな。



今まで読んでみたのは、バディム・ボルコフの"Violent Entrepreneurs"のみ。
インターネットの文章はたくさん読んできたけど、本はまだまだ。もっともっとたくさん読みたい。

今、一番読みたいと思っているのは、品切れ中のクリスチャ・フリーランドの"Sale of the Century"。来年4月に増刷されるそうだから、即効で手に入れよう。

ポール・クレブニコフの"Godfather of the Kremlin"とスティーブン・ソルニックの"Stealing the State"も機会があれば、目を通しておきたい。


とりあえず、"The Oligarchs"の次に読むのは、アンナ・ポリトコフスカヤの"Putin's Russia"で決まり。
これは一昨日アマゾンから配達された。
アンナ・ポリトコフスカヤは、前作の"A small corner of hell"が興味深く読めた。
この新作のページ数は290ページで、それなりに長い。"The Oligarchs"とこれで、今年は一杯一杯かな。


その合間に、学校のレポート課題になっている津田幸男の"アメリカナイゼーション"も読まなきゃならないし、藤田宇靖の"行政法入門"も早めに読んで授業に追いつかないと。


今週買ってきたサラーム・パックスの"バグダッドからの日記"とリバーベンドの"バグダッド・バーニング"も、ざっとじゃなくて、一度精読する必要があるね。

他に気になっているのは、マーシャル・ゴールドマンの"強奪されたロシア経済"とナオミ・クラインの"ブランドなんか、いらない"。
前者は、今の時点では、オリガルヒに関する唯一の翻訳書って感じがする。この分野に関しては、翻訳が全然なされていない。とても面白いのに。
ナオミ・クラインは、その後に出された"貧困と不正を生む資本主義を潰せ"が非常に面白かった。
この二冊に関して苛立ちを覚えるのは値段の高さ。なんで3000円もすんのよ? 資料として何度も参照したい本は手元に置いておきたいのだけど、3000円となると気が引ける。2冊で6000円…。
特にナオミ・クラインのほうは、原著の"No logo"が1000円台の中程で手に入るのだから、ウンザリしてくる。英語で読んでもいいのだけど、読むのが桁違いに遅くなるから、翻訳がある本は日本語で読みたい。


そういえば図書館から連絡が来て、"チェチェン屈せざる人々"が取り置きされたとのこと。
早めに行って受け取ってこなきゃ。
チェチェンに関しては、ハッサン・バイエフの"誓い"も興味を引かれている。

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