オリガルヒ

1990年代のロシアについて。主にオリガルヒ。時々チェチェン。まれにイラク、パレスチナ、その他紛争地。 自分はこれからどんな惨めな人生を生きていくことになるのだろう。考えている。

Thursday, December 09, 2004

韻を踏んでる"Abramovich"の副題

昨日の夜、お風呂に入りながら、はたと気付いたのだけど、"Abramovich"の副題の'The Billionaire from nowhere'っていうのは、韻を踏んでたね。いままで全然気がつかなかった。

この'The Billionaire from nowhere'という副題は、私、すっごく気に入っていて、でも、どうして気に入っているのか分からなかった。それで、何回か口にしてみたんだけど、ようやく韻を認識したというわけ。

ビリオネアーの「(ネ)ェアー」の部分と、ノーウェアーの「(ウ)ェアー」の部分が共通してる!
そのおかげで、まるで音楽みたいな響きになっている♪ 秀逸!

ビリオネアーのnと、ノーウェアーのnの配置も、意図したものではないと思うけど、とてもいい場所にある。統一感が出てるね。

韻に気づいていしまったら、前々回に私が書いた"Alekperov: The Billionaire with Bribes"に、どうも違和感がある理由もわかった。こっちは韻が踏めてないの。
韻を踏みたいなー。"Alekperov: The Greedy Journey Fixed with Money"とかかなー。今、必死に考えたけど、どうも音楽みたいな響きにならないや。

にしても、最近読んでるのは学術書が多いらしくて、どれも副題がついてるね。
こんなに副題がついてる本を読んだことはなかったよ。
(つまり、今までおちゃらけた本ばかり読んできたってことか)

"A Small Corner of Hell: Dispatches from Chechnya"
"Violent Entrepreneurs: The Use of Force in the Making of Russian Capitalism"
"The Oligarchs: Wealth and Power in the New Russia"
"Godfather of the Kremlin: Boris Berezovsky and the Looting of Russia"

副題がないのは、"Putin's Russia"ぐらいだわ。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home