オリガルヒ

1990年代のロシアについて。主にオリガルヒ。時々チェチェン。まれにイラク、パレスチナ、その他紛争地。 自分はこれからどんな惨めな人生を生きていくことになるのだろう。考えている。

Friday, January 21, 2005

3冊の本を注文

昨日アマゾンで3つの本を注文した。

12月28日に書いたように、"Abramovich"を読み終えたら次の本を注文しようと思っていた。
注文したのは、バージニア・ウルフの"Mrs. Dalloway"、デイビッド・サッターの"Darkness at Dawn"、アミラ・ハスの"Drinking the Sea at Gaza"。

"Darkness at Dawn"と"Drinking the Sea at Gaza"は前から読もうと思っていた。一方で、"Mrs. Dalloway"の方は、"めぐりあう時間たち"ですごくうまく引用されていたので興味を持った。
"Mrs. Dalloway"は近くの図書館にもあるので、そちらで借りてもよいのだけど、アマゾンで買っても525円だから買ってしまうことにした。たぶん、図書館で借りた後、全ページをコピーすることになると思うんだけど、その場合1000円以上かかってしまうから。

ところで今回は紀伊国屋のブックウェブで注文しようかどうか本格的に悩んだ。一度どこかでブックウェブの方を使いたいと思っているのと、今回はデイビッド・サッターの"Darkness at Dawn"のアマゾンの価格が抜群に高いので、ブックウェブにする利点もあった。
アマゾンだと、"Darkness at Dawn"は2128円。一方でブックウェブだと、1786円。"Mrs. Dalloway"もアマゾンは525円だけど、ブックウェブなら289円。
逆に配送料はブックウェブのほうが高くて、送料380円+代引き手数料200の580円。アマゾンなら198円だね。結局アマゾンだと合計4313円で、ブックウェブだと4242円で、ブックウェブのほうが70円ほど安くなる。

これはまたとない機会で、たいていはブックウェブの高額な送料がネックでアマゾンの方が安くなるケースが多いのだけど、それが今回は覆ったというわけ。ブックウェブを使っても良かったのだけど、最終的にやめたのは、ブックウェブは本を一括配送にすることができないから。
ブックウェブのほうは、ある意味良心的で、最初に380円と200円を一度払えば、本の発送が何回に分かれてもそれ以上お金が取られることはない。これは、本を早い順に配送して欲しい人には、とってもいいシステムなんだけど、私はめんどいなと思った。
というのも、代引きを使うと品物を受け取るのが結構めんどいんだよね。一人暮らしじゃないから、家族の誰かが受け取ることになってもいいように、前もって言っておかなくちゃいけないし、お金も渡さなくちゃいけないし…。
分割で配送となると、それを2度、あるいは3度やることになるかもしれない。そう思ったら、まぁ、70円くらい余計に払ってもいいや、ということで、アマゾンで頼んじゃうことにした。
あと、アマゾンで気に入っているのは、発送直前になると「この商品は発送準備に入っています。取り消すことはできません」という表示になるところで、あの表示が出ると「あー、あと十時間ちょっとで発送されるのね」ということが分かって非常に便利。
こういうサービスは紀伊国屋にもあるかもしれない。ただ、今のところ、アマゾンで文句はないので、アマゾンで買うことにした。

早く届くと良いな。

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前に書いたアマゾンの"The Oligarchs"の値段だけど、今では1644円と安いものに戻っているね。私が買ったときの1757円より安くなってるわ。これなら、問題なく買える。

ところで、紀伊国屋のブックウェブで買おうか悩むついでに、紀伊国屋のウェブ・ページでお店の在庫検索ができることを知ったのだけど、そこでいろいろ見ていたら、なんと"The Oligarchs"が新宿南店にあるんだって。6階の洋書のコーナーにおいてあるらしい。紀伊国屋の新宿南店の洋書のコーナーはなかなかに広くて、私も何時間か過ごしたことがあるけど、まさかオリガルヒ本がおいてあるとは思わなかった! 偉い!! 価格が2325円なので、そこで買うのはNGだと思うんだけど、「どんなの本なのかなー」と見てみる分にはいいよね。紀伊国屋で見てアマゾンで買うとか。

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私がアマゾンで買ってしまう理由は、アマゾンの日本語版は、特にたいしたことないサイトだと思っているのだけど、アマゾンの本家Amazon.comは非常に使えるサイトで、先ほども挿絵の話をしたりしたけど、大変お世話になっている。だから、アマゾンにお金を入れてあげたくなっちゃうんだよねー。

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紀伊国屋のブックウェブに関しては、今年中に使う機会が出てくると思う。クリスチャ・フリーランドの"Sale of the Century"のペーパーバックが4月に出るということは前にも書いたけど、この本は日本のアマゾンでは扱わないみたいだから。前にワーナーブックのサイトのリンク付きで、「こういう本が発売されるんですが、取り扱って頂けませんか?」というメールをアマゾンに出したのだけど、あれから1ヵ月半ぐらい経っても、リストに追加される気配がないし。
この本は、紀伊国屋のブックウェブには既に表示されていて、値段も表示されている。本が手に入らないという事態はなさそうなので、一安心。

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そうそう、マイケル・カニンガムの"The Hours"も手元にあって読まなくちゃいけない。"Abramovich"のあと、これに行くか、"Godfather of the Kremlin"に行くかで迷った結果、こちらには進まなかった理由は、きっと読み始めたら泣いちゃうから。DHCから出てる"めぐりあう時間たち"のスクリプトを読んでいたら、涙がぽろぽろ出てしまって、もしマイケル・カニンガムの原書の方でも同じ事態が起きてしまうとすると、これは電車の中では読めないと思ったから。涙を必死にこらえながら電車の中で読むより、一人でお家で好き勝手読んだ方がよっぽど楽しめるはず。だから、まだ読み始めてないというわけで。

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